まーくんの実家へ帰省してる間

二泊で旅館を取りました。


少し長めの滞在
ずっとお世話になるのも申し訳ない。

何もしない日を作ってあげたかった。
日常から離れさせてあげたかった。

というわけで
いつもは遠くて回れないところまで観光に行こうと
旅行中に旅行を計画しました。


お義父さまの車を借りて
私がみんなを連れて行きます。

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私が良い宿じゃないと嫌なので
割と良い宿。

しかも離れの別邸。


流石に露天風呂付きの特別室には腰が及んで(値段的に)
1つ下のランクです。

それでも良いお値段。
5人2泊で20万ほどです。

高っけ!
でもまぁ、いいさ!

これが最後の親孝行になるかもしれない。
最後の思い出になるかもしれない。

ケチるとこじゃないさ!

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ただ、ちょっとだけ懸念してました。
離れは二階建てで、メインの部屋が二階にあるんです。

トイレは二階にはあるものの
温泉だとか食事だとかで階段を使う機会も多いでしょう。

足の悪い義父さまの事を考えて躊躇したけども
この宿しかめぼしいとこがなかった。
この部屋が素敵でここにしたかった。


頑張ってもらうか。
と半ば勝手に決めて宿に着きました。


そして
宿に着くと中居さんから話が…



離れの別邸、空調の故障でエアコンが効かない部屋があると。


だから
「良かったら
特別室ご用意しましたので…」


!!?


私が日和った特別室


露天風呂付きの三部屋。
ここも二階建だけどもメインは一階で
義父さまへの負担も少ない。


まーくんが用意してくれた部屋。
そうに違いない。

ありがたく特別室にしました。


子供達はいろんな部屋を走り回り
二階の部屋は秘密基地っぽくて
テレビ観賞用の椅子がありました。

堂々とくつろぐ子供達。


義父母さまもたいそう喜んでくれて
ご馳走を二泊たらふく食べました。

空いている席に
ビールと子供達が食べない食事を集めて
まーくんの特別な席。

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この旅行中
沢山の素敵なとこに行って
世界遺産の麓まで行って
(ご高齢の両親と幼児じゃ徒歩で行く世界遺産まで行けず、雰囲気だけ堪能)
色々満喫しまくりました。


「ありがとう」としきりに言うお義母さま。


「ここにいたら…」
幾度となく出る言葉だけど


そんな時は

生きてたらきっと『ない未来』だよ!
と言います。


もしかしたら離婚していたかもしれない。
そしたら孫に会うことなんて無くなるだろうし(絶対に私が親権者だから)

こうやって来るとこも
旅行に一緒に行くこともなかったんだよ。きっと。

それは可哀想だと
まーくんが身を引いたんだよ。


私も義父母さまに会えなくなるのは嫌だけど
別れた嫁だけが実家に来てるっておかしいでしょ。笑

だから
今こうしている時間は
まーくんがくれたものなんだよ。

と冗談めかして話します。


「今は子供達だけで飛行機に乗れるしねぇ…」
とお義母さま。

そうそう。小学生になったら添乗員さんが手厚く連れてきてくれるもんね…孫には会えるね。
…って私は要らんのか!笑


そんな冗談が言える関係。
まーくんが繋いでくれた縁。


まーくんの分も大切に
親孝行してきます!

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↓そんな義母様とまーくんのエピソード。
私が一番大好きな話。


●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら


※あかねさん
ありがとうございます〜!
部屋は空いている。笑。
いつか全国をそんな感じで泊まり歩けるかしら!!
ありがとうございます!気持ちが嬉しいな。

※ポポさん
そう!田舎の方なの!
だから街は歩いていないの。笑
いいですよね〜。街もいっぱい行きました。イオンとか。
ビンゴ屋っていう洋服屋があるのですけど(表記は忘れた…)
まーくんの友人が経営していて、すごく良いのが揃った
島根にしては(失礼)おしゃれなセレクトショップがありますよ〜。
そこそこ大きくて、メンズ&レディース。
良かったらぜひ〜(宣伝。笑)


※tonpyさん
期待させやがって〜!!!ですね。
とても残念です…。
きっと飲み友達になれますよ。お互い顔知らないけど、そこは超人だし…。
まだまだ亡くなられたばかり。
私も当初は刺々しく、殺伐と嗚咽を漏らしながら生きていましたよ。
2年経ってだいぶ丸くなりました。
今は地獄でしょう。でも少し軽くなる時もくる。
耐えるしかないことは多い。けど耐えた分身になるものもあります。
無理なさらない様に、嫌なことも嬉しいこともいっぱい教えてくださいね。


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