設計も決まって
色の最終打ち合わせもして
もう着工も見えてきたか!?
という終盤の時に出してきた問題。


「建築予定日延びます」 


もういい加減にしてやーーーー!!!
母をなんとかしてやーーーー!
(引き渡しが延びて、あわや契約破棄になりかけた)

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何でそうなったかと聞くと
前回の色打ち合わせが延びたから
潤沢に色々延びて、設計担当者から出てきたスケジュールがこれだと。



おい!!

延びたのそっちの都合だろ!!

延ばすなっつってんだから
延びないように調整しておけよ!!!
 
私がギャースカギャースカ担当者を責めていたら
その場にいた設計担当者が


「せせらぎさんの言っていることはもっともだ。
おっしゃる通り。本当その通り。」
(コーディネーターさんと全く同じ。笑)



もう私は言うのイヤだから
母には木下さんから言ってくれと

ここに来て、再延長はないと思うわ。
また爆発すると思うわ。

そんな爆発した状態で
家なんて建てたくないわ!

と最後の最後で結局振り出しに戻る。


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契約してから9ヶ月。
進めつつもずっと『破談』が見えている状態。 

そんなことある?
設計最終決定の時まで破談が見えている契約。


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もっと前からちゃんとしとけよ!!!
しといたらこんな事にはなっとらんのじゃーー!!!


と吠えるけども



私木下さん好きなんですよ。

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5年前に都内に一軒家を建てましたが
ローコスト住宅だったというのもあって
担当者との間に何の絆も生まれませんでした。

やる気あるのか?愛情あるのか?で終わった一軒目。




それが今回、木下さんとやることになって
こんなにしてくれるのか。考えてくれるのか。と驚きました。



『お金は払わないけど叶えたいことは叶えてもらう契約。』




お風呂のグレードアップ一つにしても
本来だったら客が

「あと2万アップかぁ〜。どうするかなぁ…」
というところを

「あと2万アップかぁ〜。きっつい…、ここをこうしたらどうか…」
と木下さんの方が頭を悩ます。
 

いかに良いもので予算を抑えるかを
客ではなく木下さんの方が頭を抱える。 


20190829_3



無茶苦茶な契約だったから
ものすごい沢山打ち合わせをして
これは倍以上の価格の家のレベルです。というくらい本当沢山しました。
家めっちゃ小ちゃいのに。打ち合わせ豪邸レベル。笑



予算がハマるキッチンを探しまくって
新たな販路を作ったり

予算を抑えるために、
木下さん発注ではなく私が自分で買うエアコンの価格に
木下さん側2人と私の3人でで数時間ネットで安いエアコンを探しまくったり
(それでその日は終わったり)

外構は40社当たってくれたり(見積もりまで取ったのは6社だけど)
 
私が気にいる、でも予算にハマるものを探しまくったり

予算内に予算内にとなってるのに
「この方がいいと思って」と素敵な提案をしてくれるし
ダサいものはダサい。と言ってくれるし(安くても)


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金額のこともずーーーと「はみ出ます」と言っていたけど
それがイライラしたけども
ここで簡単にサービスします!って言って請負会社を叩いて安くすることは出来る。(世の中的に)
でも木下は出来ない。したくない。
それは品質に自信をもって建てたいから。
と一歩も譲らないのにむしろ好感を覚えたり。



散々わがまま言って(当然の権利だけど)
文句も言ったけど(当然の権利だけど)
この担当の方、一回も嫌な顔しませんでした。



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予算を抑えるために私が後日買い足す、作り足すものも
木下さんの売り上げ関係ないのに本当に一生懸命探してくれて(契約かかってるから)

設置する時は手伝います!
家の周りに敷く砂利が施主手配なら、撒きに行きます!若手が!(←笑)

極め付けは、棚をDIYで作るのに棚板を買わねばならないのを
(棚を木下さん側で作ると価格がえらい高くなるから)
いかに無駄なく取るか、全棚のサイズ、枚数を洗い出して 
無駄に買わないように
購入枚数を割り出してくれたり。
(流石にこれは私がやろうと思ってたら、やってくれてた。
「いやー。楽しくなっちゃって」って。)


私が言ったんですけどね。
予算抑えるために私が買うのはいいけども
何をどこでどれだけ買うのかはっきりと予算を出して
それが、出すというトータルの金額内に収まらないと
契約できるわけがない。と。




にしても、めちゃめちゃ良くやってくれている。

断言できる。



こんなにやってくれるハウスメーカーは
他にない!!絶対にない。
(個人の感想です←これいる!?)


とはいえ、木下さんにクレームが過去になかったかというと
そういうわけじゃなくて
そう言うところも突っ込んで聞いたら

やっぱり結局は担当者だと。



思いのすれ違い、関係の構築。
イメージのズレ。全部担当者の問題だと。

どれだけ関係が築けるか。が大事だと。


施工上の欠陥もあっただろうから
不安を無くすために全部事例を教えて欲しいと伝えたところ。
「まとめてはいない」と。
今後のためにまとめておけや!!と
思いましたけどね。
「おい!まとめておこうぜ!」と言えるくらいの関係が築けました。



だから
きっと木下さんが好きだと言うより
私はこの担当してくださった方が好きなんです。


鼻を怪我したけーくんに
「おい!鼻!どーした?笑」
とフランクに言ってくれるこの人が。



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今回の契約。
はちゃめちゃな契約にしちゃったがために
大揉め。通常通りにいかない。

だからこそ打ち合わせ回数も多くて
話し合いも沢山しました。

本当もう
本当もう
嫌という程話しました。
(あっちの方が嫌だろうけど。笑)
 


でもずっと一貫していた

「何とか予算に収めます。やれるだけのことはやります。
都度ご相談はさせてください。」

本当にやれるかいな。
とずっと疑心暗鬼だったけど
今思うと、本当にこの通りにやっていただけだなと。
いろんな場面で正直者でした。

ここだけの話…という話も沢山話しました。




時間かかったけどね。
大揉め沢山したけどね。
今もまだ揉める材料たくさん残ってるけどね。


だからまだ95%しか信頼してない。
と伝えると
「あと5%もあるぅ〜。ここで?ここまで来て??」と言っていました。

MAX100%になる時は家が建った時だよ。
ほぼほぼ信頼している。


これで、影でなんかやってたら本当悪魔だわ。
でも悪魔の可能性を5%残してる。笑 




たとえ客前だけの建て前でも
たとえ影でめっちゃ悪口言われていても
それを感じないから、それはそれで立派なプロや。



変な契約しちゃったから
揉めに揉めてるけど

それでもちゃんとやりたいことには寄り添ってくれて
どこまでも調べてくれて
あっさり却下しても、また提案してくれて

完全注文住宅のハウスーメーカーってこんななの!?
どこまでも、やりたいことを叶えようと尽力してくれる。

一軒目建てたときは
「やれませんー」「できませんー」「お金かかりますー」
の事務的な会話だった気がします。





あまりに良くやってくれると思ったから
頑なな心が溶けて
予算上げましたよね。

父もあまりに良くやってくれてる姿に
(もうちょい出せよ)という顔してたよね。

出した額は“家を建てるのに必要だから”
ではなく、
頑張ってくれた担当の方へのものだと思っています。



揉めることも、おかしいだろ!って言うことも
間違いも失敗も沢山あるけれど(本当、もういい加減に…)
それを呆れながら怒りながらツッコめる。

一緒に家を作ってく人として
私は木下さんを選んで良かったと思っています。



大事なのはどこであろうと一緒に作っていく人と
どれだけ関係を作れるか。

木下さんでやると腹をくくった時から
一緒にやる人として、気持ちよくやってもらえるように
たとえ客だからって横柄な態度は取らない
相手の立場も理解する。
しっかり話す。心がけてきました。



20190829_7


いい関係が作れたと思ってます。
家が建ち終わったら切れてしまう関係かと思うと寂しいくらい。

ガウディ建築のように数十年かけて作りますか!
という冗談も飛んでいます。




懸念材料はたっぷり残っているけども
なぜか母の都合で工期を延ばせないので

私が大金を払って、私のための家なのに
なぜか完全にクリアになってない状態で走らざるを得ないけども

「なんとかする!」という木下さんの言葉を信じて
着工に進んでいます。



頼むよ。木下さん!!




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