愛する人との別れは
失恋も一緒なのに
どうして死別は、こんなにも辛いのでしょう。


離婚もえらい体力使うと聞きます。


それでも私は死別が一番きついと思います。


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きっと
その別れに
死んでしまった相手の想いも乗っているから。 


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他の別れは
どんな状況であろうと
どれだけ想いが断ち切れなかろうと
相手は生きています。


相手には相手の人生があり
結局自分の人生の問題です。



でも死別は
自分の人生の問題であることは変わりはないのですが



相手の人生は終わっているということ。




夫婦って(未婚でもカップルでも)
一緒に人生を歩いてきたパートナーです。

苦も楽も経験し
苦しいことは一緒に悩み
楽しいことは一緒に分かち合ってきました。


経験だけじゃなくて
その時の感情も分け合いながら生きています。

自分の事じゃないのに
辛いことがあると悲しい。
嬉しいことがあると喜ばしい。

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一緒に感情まで分けた人が
いなくなります。

自分の苦しみを分かち合う人がいない。
 
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それだけでも十分苦しいのに
更に乗っかってくるのは相手の感情。



死してしまえば終わり。
苦しみも悲しみもなく天国に行くと言うけれど

「行きたかったか?」と聞けば答えは「ノー」でしょう。 


『死んでしまうこと』に対する相手の感情。
きっとこう思っただろう。
どれだけ残念だっただろう。


それが自然に乗っかってきます。

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だって、夫婦だったから
相手の思っていたことなんて簡単に分かる。

それを考えなくてもいいのに
心の何処かにずっとあります。


「辛かったよね」
「苦しいよね」
「悲しいよね」


生前そうやって寄り添ってきた様に。 


自分の苦しみと
相手の悲しみを抱えるのが
死別なんだと思います。

二重苦や!!



だからこそ
それを払拭するくらい
楽しく生きてやらないといけない。


「やりたいことがいっぱいあっただろうに」
全部やってやろう 。


「色々なとこに行きたかっただろう」
全部行ってやろう。


「食べたことないものもあっただろう」
全部食べてやろう。 


相手が乗っかった分
私が全部、一緒に連れて行ってあげる。 


悲しみも共有する分
楽しさも分け合う。


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経験するのは私でしかないけど
それをもたらしてくれたのは彼だと。

そして楽しく生きている私の感情を
きっと彼も共有してくれているはず。
あの頃と同じように。


私だけの幸せを妬むような人ではなかった。
一緒に喜んでくれる人だった。


だから
死別は最も辛いけど

大きな幸せをも連れてくる別れだと思っています。


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色んなことを考え
悩み
苦しみ
泣きわめき
周りに感謝して
今生きる大切さを知る。


なんでもそう。
その出来事が負で終わらないように
学び、助言して、励まし合う。
そうやって一緒にやってきた。

この出来事もそうやっていかなくちゃだよね。

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↓私はまーくんの為に。そして自分の為に生きるんだ。


  ●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら

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