大切にしていた死んだ旦那の物を壊された
ウチには骸骨が沢山あります。まーくんが生前メキシコ旅行に行って買って来た大量のガイコツの置物。今やリアル骨も我が家にあります。そんなガイコツ。可愛いんですよ。カラフルだったりおしゃれだったり。大切に飾っていました。それをけーくんが家の中で傘を広げて壊しま ...
ウチには骸骨が沢山あります。
まーくんが生前メキシコ旅行に行って買って来た
大量のガイコツの置物。
今やリアル骨も我が家にあります。
そんなガイコツ。
可愛いんですよ。カラフルだったりおしゃれだったり。
大切に飾っていました。
それをけーくんが家の中で傘を広げて壊しました。
傘を広げるのは、今の子供達のマイブーム。
傘をうまく使って空間演出をしています。
それはいいの。
問題は壊したこと、でもなく
それを悪びれなかったこと。
我が家は
『やってしまったことは仕方ないから、その後が大事』と伝えています。
壊したことで、怒られると思って逃げたこと。
近くに呼び寄せても
気もそぞろだったり、ポーズだけのごめんなさい。
それが許せなかった。
やっちゃったことじゃなくて
その後の言動が自分のことしか考えていことが許せなかった。
大したことじゃないと思っていても
何とも思ってなさそうなけーくんをそのままにしておくことは出来ない。
たとえ理解できなかったとしても、そのままには出来ない。
低めのトーンで話をしました。
壊したことじゃなくて、その態度が許せないと。
それでも違う場所へ意識が飛んでいるけーくんに
一緒に直したり片付けたりするつもりだったけど
一人でやってと放置しました。
「けーくん嫌い!」と我慢できずに言ってから。
事態の深刻さに気づき出して
先ほどよりは申し訳なさそうに謝ってくるけーくん。
「もう二度とお父さんから貰えないんだよ」
「お母さんはとっても大切にしていたのに」
ちょっと大袈裟目に悲しい顔をして言っていたら
段々本当に悲しくなって来て
最後の方はボロボロ泣きながら言っていました。
一人で片付けることに納得して
一人でできる限り元に戻しています。
手伝うというしーちゃんに「けーくんの責任だから」と言いながら。
できる限りやらせた後は
一緒に片付けをし
その時もけーくんは率先して掃除機を階上まで持って来ました。
(6歳一人じゃ持って来づらいやつ)
そして
まだ涙を流している母に
こう言いました。
「けーくんサンタさんにお願いするよ」
自分の願いを捨てて
お母さんのお願いを叶えると。
言わせたわけじゃありません
自分で考えた。
想像力が乏しく
気持ちを汲めないけーくんが
泣いている私を前に必死で考えて
出してくれた提案。
嬉しかった。
いいの?けーくんのお願い叶わないよ?
お母さんにくれるの?
そう聞いても「いいよ」と
さらに涙出ました。
「けーくん誕生日にもらうから(9月)」
…一瞬涙引っ込む。笑
でも嬉しかった。
一生懸命考えてくれた。
何が母の気持ちを救うだろうと。
ちょっとづつ覚えていけばいい。
物を壊すということ
大切な物を壊すということ
誰かの大切な物を壊すということ
ここぞとばかりに伝えました。
けーくんには大切なものではなかったとしても
人が大切にしているものは、同じくらい大切にしなさい。
自分を守るための嘘と、逃げるのはやめなさい。
そう伝えました。
いつもよりは真剣に聞いてくれていました。
それにしても
もう二度と手に入らない死んだまーくん関連のものは
サンタくらいファンタジーじゃないと
叶わないんだなと、ちょっぴり切なくなりました。
↓失敗は『教える』チャンス
●まーくんが死んだ時の『始まり』から読む→こちら
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まーくんが生前メキシコ旅行に行って買って来た
大量のガイコツの置物。
今やリアル骨も我が家にあります。
そんなガイコツ。
可愛いんですよ。カラフルだったりおしゃれだったり。
大切に飾っていました。
それをけーくんが家の中で傘を広げて壊しました。
傘を広げるのは、今の子供達のマイブーム。
傘をうまく使って空間演出をしています。
それはいいの。
問題は壊したこと、でもなく
それを悪びれなかったこと。
我が家は
『やってしまったことは仕方ないから、その後が大事』と伝えています。
壊したことで、怒られると思って逃げたこと。
近くに呼び寄せても
気もそぞろだったり、ポーズだけのごめんなさい。
それが許せなかった。
やっちゃったことじゃなくて
その後の言動が自分のことしか考えていことが許せなかった。
大したことじゃないと思っていても
何とも思ってなさそうなけーくんをそのままにしておくことは出来ない。
たとえ理解できなかったとしても、そのままには出来ない。
低めのトーンで話をしました。
壊したことじゃなくて、その態度が許せないと。
それでも違う場所へ意識が飛んでいるけーくんに
一緒に直したり片付けたりするつもりだったけど
一人でやってと放置しました。
「けーくん嫌い!」と我慢できずに言ってから。
事態の深刻さに気づき出して
先ほどよりは申し訳なさそうに謝ってくるけーくん。
「もう二度とお父さんから貰えないんだよ」
「お母さんはとっても大切にしていたのに」
ちょっと大袈裟目に悲しい顔をして言っていたら
段々本当に悲しくなって来て
最後の方はボロボロ泣きながら言っていました。
一人で片付けることに納得して
一人でできる限り元に戻しています。
手伝うというしーちゃんに「けーくんの責任だから」と言いながら。
できる限りやらせた後は
一緒に片付けをし
その時もけーくんは率先して掃除機を階上まで持って来ました。
(6歳一人じゃ持って来づらいやつ)
そして
まだ涙を流している母に
こう言いました。
「けーくんサンタさんにお願いするよ」
自分の願いを捨てて
お母さんのお願いを叶えると。
言わせたわけじゃありません
自分で考えた。
想像力が乏しく
気持ちを汲めないけーくんが
泣いている私を前に必死で考えて
出してくれた提案。
嬉しかった。
いいの?けーくんのお願い叶わないよ?
お母さんにくれるの?
そう聞いても「いいよ」と
さらに涙出ました。
「けーくん誕生日にもらうから(9月)」
…一瞬涙引っ込む。笑
でも嬉しかった。
一生懸命考えてくれた。
何が母の気持ちを救うだろうと。
ちょっとづつ覚えていけばいい。
物を壊すということ
大切な物を壊すということ
誰かの大切な物を壊すということ
ここぞとばかりに伝えました。
けーくんには大切なものではなかったとしても
人が大切にしているものは、同じくらい大切にしなさい。
自分を守るための嘘と、逃げるのはやめなさい。
そう伝えました。
いつもよりは真剣に聞いてくれていました。
それにしても
もう二度と手に入らない死んだまーくん関連のものは
サンタくらいファンタジーじゃないと
叶わないんだなと、ちょっぴり切なくなりました。
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