愛犬が癌になったという話をしました。

いつ死んでもおかしくないと言う状態で
その時を待つだけの日々。
先日亡くなりました。


週末
父と日向ぼっこしながら昼寝
父が起きた時には動かなくなっていたと。


死は悲しい。
とてつもなく悲しい。


それでも、辛い病状の中でも
一番の亡くなり方だったと思います。

留守番中でもない
暗闇でもない
明るい陽の下で
一番大好きな人の隣で
眠るように。


訃報を聞いた時泣きました。
母のことを心配しました。



それでも
どんなに心寄せようと
自分には自分の生活があるし
それを捨てることは出来ないし

「来なくて大丈夫だから」
という両親の言葉を受け取り
色んなことが重なり
未だに会いに行ってません。

忙しいのもあるけど
何だか気が重くて…



私は目を伏せることが出来る。



どんなに想いを寄せたって
自分には別の人生がある。

100%寄り添うことは無理。


その人の人生の苦しみや悲しみに
対峙するのは
その人でしかないということ。
改めて感じました。


それが例え
親友でも
親でも
子供でも
最愛のパートナーでも。


愛犬が病気だと知って
すっ飛んで会いに行きました。

しばらくは目を向け心を寄せたものの
穏やかな状態が続くと
そこまで気にしなくなりました。
病気であることに変わりはないのに。
いつ死ぬかも分からないのに。

自分の生活が大切で
全部を捧げることは出来なかった。

そのくせ訃報を聞いて
「もっと会いに行けば良かった。」
「もっと出来る事があったはずだ。」
と後悔する。


でも
それは仕方のない事なのかなと。


人は全員、個々の人生を生きています。
寄り添えないのが当たり前。



まーくんが死んで

「何でも言って!」

と言ってくれる人は沢山いました。
きっと助けてくれる。
けど常時的に一生というわけにはいかない。


寄り添える時だけ寄り添って
寄り添って貰えたら感謝して
それでいいのだと思います。


人の人生を全部背負い込むのは無理です。

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まーくんが死んで
「もっとやれることがあったはず」
「私がちゃんと見ていたら」
思わなくもないです。

でもそれはまーくんの人生。
私が抱え込むことじゃない。

20190626_2


そりゃあ一緒に病院にも行ったし
高額人間ドックにも突っ込みました。

それが私の寄り添い。気にかけ。
病気を見つけられなかったからと言って
体調を気にしてあげなかったからと言って
寄り添いが不十分で
何か私に責任があるわけでもない。

十二分に愛してた。



だから
責任や後悔を抱えている人を見ると切ない。


あなたは何も悪くないんだよ。

別々の人生なの。
死ぬことも闘病も向き合うのは本人。
それを全て理解しようなんて無理な話で
理解出来るところを分かち合って
寄り添える時に抱きしめてあげて

その中で自分の人生や生活を守っていいんだよ。


自分の生活ありき。
それはもう、どうしたって仕方のないこと。


その中でやれること、やってあげられることを考えればいいんだよ。
何も出来なかったからと言って、不十分だったからと言って、あなたが悪いわけじゃない。




って、会いにいかない言い訳かな。


会わなければ死んだことが嘘のようで
日常でなければ今も生きているように感じる。

私もよく言われる。(まーくんが死んだことに対して)


でも、そういうもんなんだと。
当事者と非当事者の違い。


だからと言って
誰が悪いわけでもない。

そういうもんだ。


寄り添ってくれた時に感謝して
自分が寄り添える時に寄り添えばいい。


出来ればその瞬間が
多く訪れる人生になるように
心豊かに生きていきたいと思うばかりです。


ももちゃん(愛犬)は大丈夫だよ。
天国でまーくんと遊んでるから。

よろしくね。まーくん。
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↓死んで向かう場所と、生まれる前にいる場所は同じなんだと思う。


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