死ぬのは怖くなくなりました。

この世界にはまーくんはいない。
あちらの世界に行ったら会えるかもしれない。


そう思ってたのに

『イントゥ・ザ・ストーム』という映画を見た時、
久々に死を怖いと思いました。


 竜巻の話なんですけど、廃屋に閉じ込められた男女が閉鎖的空間で水が溢れ出し、まぁ、生き埋めの状態になった時、


深くなる水深
迫り来る自分の死


もう本当に本当に死を覚悟しなければいけない時
二人は家族にメッセージを残すのです。(カメラ持ってた)

愛する者たちへの感謝
愛を伝える言葉

迫り来る死に恐怖を感じつつも覚悟を決めている言葉



怖っ。

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死にたくない!怖い怖い!
死ってめっちゃ怖い!




………あれ?


怖くないんじゃなかったっけ??

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なので、何で怖いのか、なんで怖くないのか考えてみました。



死は誰にでも訪れます。
全員。100%。免れる人なんて絶対にいない。

なのになぜ怖いのか。



方や自ら死を選ぶ人もいます。

死んだ方がましな心境
死んだ方がましな状況
死んだ方がましな苦痛

これ以下はないと思うから死んでもいいと思うのでしょう。
苦痛から逃れるために。


ならば、あの世がめちゃハッピーで幸せいっぱいだったら
誰も死は怖く無くなるのでしょうか?



きっとあの世を誰も知らないから怖い。

未知数のあの世より
今、そこそこのこの世を手放せない。


この世が苦痛な人
もうこの世に未練がない人は怖くないのでしょう。


だから苦痛な人は自死を選び、
家族、友人をたくさん見送ったご長寿さんは、いつでもお迎えウェルカムなんでしょう。

20190322_3


映画の二人同様
大半の人は自分の死を突きつけられます。

病気、余命、寿命。
それに対峙していかないといけない。


それが、そこそこのこの世の人には苦痛なのでしょう。
手放せないこの世。手放さなければいけないこの世。

仕事や趣味なんてどうでもいい。
愛する者との別れが一番受け入れたくない。


そんな状況を突きつけられるのは辛い。

私も自分が死ぬ時何を思うか考えたら
まーくんに会えるでもなく
子供達に会えなくなるでもなく

子供達が私に会えなくなるが一番辛かった。


これから先、親のいない人生を歩んでいかなければいけない子供達。
それが一番、心を締め付けた。


20190322_4



そんな自分の死に対峙する苦痛を考えたら、うっかり思ってもみない内にポックリ逝くのが、最高なのかもしれない。

だって、誰でも死ぬんだから
死の苦痛を味合わない死に方以上に羨ましい死に方はない。(やったね!まーくん!生粋のラッキーボーイだ!)


ということは
一番きついのは死んだ方がマシだと思う状況の時なのではなかろうか?

だって死んだ方がマシなのに生きないといけないのだから。

死ぬこと以上の苦痛なら、それはもうキツイでしょう…


そして誰にでも訪れる死は
苦も楽も
死に方の問題かなと。
痛いのは嫌だ。辛いのは嫌だ。
闘病で衰弱しても
愛する者達の温もりを感じながら死ねたらそれでいい。

それでも、たった一人、映画のような状況で
温もりも感じず、迫り来る辛い状態(息ができないとか痛い)で死ぬ可能性もある。



ならば準備をしよう。
どんな事態に陥ったって心穏やかにいられるように。
最後の瞬間だもの嫌な気持ちで終えたくない。

怯えてたって仕方ない。
いつか訪れるその日のために。
どんな死でも受け入れる覚悟をしよう。

人はそれを『悟り』と言うんだぜ。



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