集団行動が苦手で、言葉が出るのが遅かったけーくんは療育に通っています。
療育に通って一年超えて改めてテストを受けました。
『田中ビネー知能検査Ⅴ』というもの。
テスト中は別室にいたので、詳しくどういうことをやったかは分かりませんが
先生の問いに答えたり、真似たりするテストのようです。
それを3歳級のもの、4歳、5歳、6歳とやりどれくらいのレベルができるのか判断するもの。
結果けーくんは実年齢5歳2ヶ月のところを精神年齢5歳1ヶ月(平均や!)
知能指数(IQ):98(85〜115あたりが平均とのこと)
THE平均でした。
ただ、苦手なところと得意なところに振れ幅があり
そのため数値にすると平均だけど
振れ幅は普通の子よりも大きいと。
苦手なところは3歳レベル(弟のしーちゃんと同い年や!)
得意なところは6歳レベル
苦手なものは想像とか把握とか言葉とか(国語)で
得意なものは数字と記憶(数学)
なんでそれが出来るの!?気づくの!?と驚く時もあり
なんでそんなことが出来ないの?分からないの?と驚くことがある。
だから、ふざけているのか!?と捉えられてしまうこともあるかもしれないと。
それでも年月を追うごとに出来ることが増え、友達との関わりもできるようになり
成長したなと感じることは多いです。
療育の先生と話した時に
「けーくん面白いじゃないですかぁ…」と話してくれました。
保育園に様子を見に来てくれている巡回の先生もけーくんのファンだと。
ある日は汚れ物の上から新しい洋服を着て、
ある日は木製のおもちゃの遊ぶところじゃない部分をいじくり倒し、
支持の通りづらい我が道をいくけーくんを微笑ましく見ていたのだと。
「今日は他の子はみんなで遊んでいるのに、その輪に入らず、ずっと空見てたのー!」(宇宙との交信か!!)
そんな温かい眼差しで可愛がってくださっていたのに
良いことなんですけど、成長と共に普通に他の子と遊ぶようになり
嬉しいことなんだけど、ちょっと残念。
そんな気持ちでいてくれたようです。
そうやって人は成長し、普通になっていくんだね。
子育てで大変だと思っていた事って
大体が他の子と同じ様にできない。ということ。
みんなと同じになれとは思わないけど
やっぱり心のどこかで(みんなはちゃんとしてるのに)(みんなは理解してるのに)
とみんなと同じことを強要しているのだなと気づきました。
どうしたら、同じ様にできるようになるのか。
どうしたら、年相応の成長から外れないでいれるのか。
「けーくん面白いじゃないですか」
その一言で全部をポジティブに受け取れる気がしました。
他の子とちょっと違っているけーくんを
きっと、まーくんは誇らしく思っているはず。
変わっているけーくんを「むしろいい!」と喜んでいたはず。
じっと出来ずに動いてしまう体も
間違った言葉使いも
思ってもみない理解の仕方も
至らない行動も
いつか失ってしまうものだから
今は面白ボーイとして微笑ましく眺めてみようと思います。
今だに保育園の廊下をドタドタ走り回っているのはけーくんだけ(けーくんのクラスで)
再三の注意にも関わらず、あいも変わらず走り出します。
仕方ない。だって、面白ボーイだもの。
注意はしますし辞めさせますけども、これは面白ボーイだから仕方ないんだ。
そう思うと「もうやだ!この子だけ!」と思っていた気持ちから「可愛い奴め」と愛情が顔を出します。
面白いからこそ、普通にならないでほしい。
みんなと同じ様に困ることなく過ごして欲しいけど
失わないで。その面白さを。
だから導きはするけども、抑えることはしない。と決めました。
そういう子なんだ。
笑顔が可愛くて、ガラス細工のハートで、その割に周りにあたり
じっと出来なくて、怒られても笑ってて、こだわりが強くて、解釈を間違える、
面白いところをいっぱい持った特別な子なんだ。
そんなけーくんは
びっみょーにずれているんですよね。
何が問題か?というイラストのカードに
雨が降ってる中バーベキューしてることの問題には気づかず
ホースを持っているけど、その元の栓が繋がってないという問題には気づく(大体ホースにはみんな気づかないそうです。)
「つながってないと水が出ないの」の答えをもうちょっと詳しく教えてという先生に
まったく同じセリフを大声で言う。(求められているものがわからない)
「ひよこ→小さい。にわとり→大きい。」という例題に
「原っぱ→明るい。森は?」の問題
けーくんの答えは「寒い!!」
おぉ。おぉ?なんか微妙にずれてる。
分かってないわけじゃないんですけど、びっみょーにずれてるんですよね。
ちぐはぐなやりとりもそういう事か。
ずれている行動もそういう事か。
なんでそれが出来ないの??というのもそういう事か。
だって、面白ボーイだから。
↓赤ちゃんの頃はめっちゃ育てやすいスーパーベビーだったんですけどね。
ランキングに参加しています。
クリックしてもらえるとランキングが上がっちゃって
更新と生きる励みになります。
↓更新すると通知が届きますよ。
サイドブログを立ち上げております。
癒された曲や、手続きの話など
死別時に役に立てたらいいなという情報やらを書いています。(情報サイトです。)
文字多めで難しい話もありますがイラストも描いています。
わかりやすく説明している。つ・も・り。
よろしかったらのぞいて見てください。
療育に通って一年超えて改めてテストを受けました。
『田中ビネー知能検査Ⅴ』というもの。
テスト中は別室にいたので、詳しくどういうことをやったかは分かりませんが
先生の問いに答えたり、真似たりするテストのようです。
それを3歳級のもの、4歳、5歳、6歳とやりどれくらいのレベルができるのか判断するもの。
結果けーくんは実年齢5歳2ヶ月のところを精神年齢5歳1ヶ月(平均や!)
知能指数(IQ):98(85〜115あたりが平均とのこと)
THE平均でした。
ただ、苦手なところと得意なところに振れ幅があり
そのため数値にすると平均だけど
振れ幅は普通の子よりも大きいと。
苦手なところは3歳レベル(弟のしーちゃんと同い年や!)
得意なところは6歳レベル
苦手なものは想像とか把握とか言葉とか(国語)で
得意なものは数字と記憶(数学)
なんでそれが出来るの!?気づくの!?と驚く時もあり
なんでそんなことが出来ないの?分からないの?と驚くことがある。
だから、ふざけているのか!?と捉えられてしまうこともあるかもしれないと。
それでも年月を追うごとに出来ることが増え、友達との関わりもできるようになり
成長したなと感じることは多いです。
療育の先生と話した時に
「けーくん面白いじゃないですかぁ…」と話してくれました。
保育園に様子を見に来てくれている巡回の先生もけーくんのファンだと。
ある日は汚れ物の上から新しい洋服を着て、
ある日は木製のおもちゃの遊ぶところじゃない部分をいじくり倒し、
支持の通りづらい我が道をいくけーくんを微笑ましく見ていたのだと。
「今日は他の子はみんなで遊んでいるのに、その輪に入らず、ずっと空見てたのー!」(宇宙との交信か!!)
そんな温かい眼差しで可愛がってくださっていたのに
良いことなんですけど、成長と共に普通に他の子と遊ぶようになり
嬉しいことなんだけど、ちょっと残念。
そんな気持ちでいてくれたようです。
そうやって人は成長し、普通になっていくんだね。
子育てで大変だと思っていた事って
大体が他の子と同じ様にできない。ということ。
みんなと同じになれとは思わないけど
やっぱり心のどこかで(みんなはちゃんとしてるのに)(みんなは理解してるのに)
とみんなと同じことを強要しているのだなと気づきました。
どうしたら、同じ様にできるようになるのか。
どうしたら、年相応の成長から外れないでいれるのか。
「けーくん面白いじゃないですか」
その一言で全部をポジティブに受け取れる気がしました。
他の子とちょっと違っているけーくんを
きっと、まーくんは誇らしく思っているはず。
変わっているけーくんを「むしろいい!」と喜んでいたはず。
じっと出来ずに動いてしまう体も
間違った言葉使いも
思ってもみない理解の仕方も
至らない行動も
いつか失ってしまうものだから
今は面白ボーイとして微笑ましく眺めてみようと思います。
今だに保育園の廊下をドタドタ走り回っているのはけーくんだけ(けーくんのクラスで)
再三の注意にも関わらず、あいも変わらず走り出します。
仕方ない。だって、面白ボーイだもの。
注意はしますし辞めさせますけども、これは面白ボーイだから仕方ないんだ。
そう思うと「もうやだ!この子だけ!」と思っていた気持ちから「可愛い奴め」と愛情が顔を出します。
面白いからこそ、普通にならないでほしい。
みんなと同じ様に困ることなく過ごして欲しいけど
失わないで。その面白さを。
だから導きはするけども、抑えることはしない。と決めました。
そういう子なんだ。
笑顔が可愛くて、ガラス細工のハートで、その割に周りにあたり
じっと出来なくて、怒られても笑ってて、こだわりが強くて、解釈を間違える、
面白いところをいっぱい持った特別な子なんだ。
そんなけーくんは
びっみょーにずれているんですよね。
何が問題か?というイラストのカードに
雨が降ってる中バーベキューしてることの問題には気づかず
ホースを持っているけど、その元の栓が繋がってないという問題には気づく(大体ホースにはみんな気づかないそうです。)
「つながってないと水が出ないの」の答えをもうちょっと詳しく教えてという先生に
まったく同じセリフを大声で言う。(求められているものがわからない)
「ひよこ→小さい。にわとり→大きい。」という例題に
「原っぱ→明るい。森は?」の問題
けーくんの答えは「寒い!!」
おぉ。おぉ?なんか微妙にずれてる。
分かってないわけじゃないんですけど、びっみょーにずれてるんですよね。
ちぐはぐなやりとりもそういう事か。
ずれている行動もそういう事か。
なんでそれが出来ないの??というのもそういう事か。
だって、面白ボーイだから。
↓赤ちゃんの頃はめっちゃ育てやすいスーパーベビーだったんですけどね。
応援をどうぞ!さあ!
ランキングに参加しています。
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更新と生きる励みになります。
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『せせらぎ通信』はいかが?
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癒された曲や、手続きの話など
死別時に役に立てたらいいなという情報やらを書いています。(情報サイトです。)
文字多めで難しい話もありますがイラストも描いています。
わかりやすく説明している。つ・も・り。
よろしかったらのぞいて見てください。
コメント
コメント一覧 (11)
ありがとうございます。
子育てのことは私なりに共感的な気持ちになることが多いです。
「面白ボーイ」いいですね。うちも検査の数値は標準だけどバラツキ(でこぼこって言うのかな)のため平均的な集団生活でズレズレを積み重ねて本人も苦労してますが、なかなかに違いを楽しんで生きる思春期に突入してます。
最近「定型発達」という言葉を知りました。あー、そういう言い方なんだぁって思ったのと同時に全然そうじゃない息子と楽しく暮らしてきたので「定型・・・つまんなくない?」とすら考えてしまいそうになり1人苦笑してました。
面白ボーイが年と共に話しがわかるところが増えてきて、それは成長って呼ぶ喜ばしいことなんだけど、面白くなくなるのはさみしいと言うかつまんない、なんて感じることもしばしば。
そんなときがきてもさみしいって感じなくて済むくらい、面白くてかわいい時期を味わい尽くせるとよいですね。
せせらぎ
がしました
学校の提出書類が無いと言う事なので、
ヤツ(愚息)の部屋に行きました。
(行きたくなかったけど…)
自分で探せよ…
相変わらず、散らかっていました。
たまには、掃除しろよ。
「掃除?」
「興味ねぇ~し」
そんな事、言うなよ。
「そんな事より、布団にドーン」
「ゲームをバーン」
「以上。」
それは、CMだろ…
お前、掃除してなかったら、携帯没収だ!
「分かっよ、後でやっとく…」
フッ…
今は、携帯か…
まだまだ、子供だな。
もぅ少ししたら、もっと恐い存在が…
オレも、そうだったからなぁ…
せせらぎ
がしました
私の主人も軽い発達障害があり、普通と違っていたから飽きませんでした。
ただ、安定を望む人にはストレスかも。
それを愛せるせせらぎさん、そのまま一番の理解者でいてあげてね。
せせらぎ
がしました
「お父さんなんで死んじゃったんだろうね。なんで人はいつか死ぬのに生きていかなきゃいけないんだろうね 」って呟いた時、「僕を産んだんでしょう?だから生きてる」と。一瞬…??でしたが、そうかー。生まれたからには生きていく。単純な発想しか出来ないからこそのシンプルな答え。
『面白ボーイ』良いじゃないですか〜。○○が当たり前ってない、普通って何?って死別して余計にそう思えます。
個性を最大限の魅力に輝かせてあげられる、困った時にヒントを出して手助けしてあげられる、そんなお母さんにお互いなりたいですね✨
あのお父さんの子だね!って子に育てあげることが使命だと…。
あの人の嫁だねー✨て言われることが、主人が亡くなってからでもしてあげられることかなぁと思い生きていこうと思います。
せせらぎ
がしました