
<死別ケース 7>
私は、少し特殊かもしれません。
夫は、飛行機に乗る仕事をしていました。
飛行機に乗る為に風邪1つひいたことの無い心身共に健康な夫でした。
2年8ヶ月前の出張の日。
朝見送った背中が最後でした。
「旦那さんの乗った飛行機と連絡が取れない」…
そのあとの事は、あまりのショックに記憶に無い部分もあります。
墜落した。
身体は、本人かどうかDNA鑑定しないと判別出来ませんでした。
神隠しにあったようです。
棺を見ても(形は無いため中は見られず)、遺骨を見ても、
頭も心も理解なんて出来ませんでした。
苦しくて、苦しくて、哀しさで、頭がおかしくなっている自分と、
子供達にミルクを与える自分が共存してました。
冷たくなった姿を見てないから、触れてないから、
私は、未だに分かってないのかもしれません。
それでも
今は、姿が見えなくとも、声が聴こえなくとも、触れられなくとも
愛する夫は「傍に居てくれている」と感じるのです。
辛い。
ただでさえ死んだことに実感がないのに、その姿を見ることすらできなかったなんて…
まーくんが死んだ時、実際顔を見るまで(死に顔)信じられなかった。信じたくなかった。
という方が数多くおられました。
私も姿を見るまで信じられませんでした。
死んだ姿を見ること。
とても辛いことです。
もう魂の入っていない、ただの物体になってしまった姿。
今にも起きて来そうなのに、二度と目を覚ますことのない姿。
でも、見たら信じざるを得ない。
死んでしまったことを…
きついけど、死に姿を見ることは大事なのかもしれません。諦めるために。
そんな姿が見れなかった。本当に死んだのかわからない。
『信じられない。』この言葉しかない。
ただでさえ信じたくないのに、認めさせてもくれない。
そんな中、幼いお子さんを育てている姿。…うぅ…抱きしめたい。
きっと見てはいけなかったのですよ。
ふっとどこかに消えてしまった。
死んでしまったとまざまざと見せるより、そっとずっと近くにいるために。
そう感じるように。
↓たくさんの突然死の体験をいただきました。少しづつ記事にて取り上げようと思います。
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コメント
コメント一覧 (14)
数ヵ月。
みずたまさん、よく踏ん張られています。
どうぞ、心のままに、無理せずご自愛ください。
今は、夢なのか、現実なのか、それすら判断出来ずに、日々を過ごされているのではないかと感じます。
私は正直、その頃の記憶があまりありません。
生後6ヶ月の双子と、2歳7ヶ月の3男児と毎日過ごすことで精一杯でした。
ただ、夫は居ないのに、自分に「朝」が来ることさえも苦しく感じていました。
私が今の心境になれたのは、「旦那さん、右肩のところに居る」と教えてもらったからかもしれません。
今までは、霊感もなく、まして、霊感を持ってる方とも知り合ったこともなく、「胡散臭い」とまで想っている自分が居ました。
そんな私が、そう言って下さった方の言葉に支えられているのです。
信じるか信じないかは、自分次第だけど、最愛の人が、姿なくとも傍に居てくれると聴いたら、とてつもなく嬉しく、有り難く感じました。
みずたまさん、あるがままの感情で大丈夫です。
涙が流れるのは、当たり前の事。
苦しくて、辛くて、何も手につかないのは、当たり前の事。
だから、どうか、あたたかいものを食べ、あたたかい布団で横になってください。
これでもかと踏ん張り続けている自分に優しくしてあげてください。
「吐き出すこと」とても大切な事です。
せせらぎさん、ありがとうございます🙇✨
せせらぎ
が
しました
私の夫と状況が似ているように思えて、話を聞いて頂きたくてコメントしました。
私の夫も事故死で、遺体は損傷がひどかったので家族の誰も見ていません。
指紋や歯型で本人確認をしました。
若い男性がそんな簡単に死ぬように思えないし、死んだというよりは失踪しているような感覚でいます。
でもいつまでたっても連絡もないから、やっぱり死んじゃったのかなあ、と気づきはじめてもいます。
私はまだ夫を亡くして数ヶ月なのでこんなぼんやりした感じだけど、だんだんに夫が側にいてくれる感覚になってくるのかなあ。
なんだかうらやましいです!
感想みたいになってしまいましたが、同じ気持ちの人が世の中にいるんだなあと知れたことに感謝です。
せせらぎ
が
しました
救命での仕事は、人の死に向き合い、ご遺族に共感しようと心懸けていました。
しかし、体験するとまるで違う。
言葉では表現出来ない程の苦しみや、哀しみ、辛さ、虚しさ、痛み…それらを体感しました。
「体験しています」と現在進行形です。
心のどこかで、自分には起こらない事と決め付けていた事に気付きました。
生と死は、表裏です。
生まれたからには、必ず死ぬ。
私達も必ず最愛の人の元に逝く日が来ます。
体感したからこそ、「怖さ」を知っているkeiさんにしか出来ない関わり方もあると想います。
うまく表現出来ず、言葉足らずで、すみません💦
せせらぎ
が
しました
せせらぎ
が
しました
私は、夫の頭を撫で、頬に触れ、手を握り、想いを伝えられるものだと想ってました…祖母も祖父もそうだったから…けど、出来なかった。
せせらぎさんの言う通り、死を認めざるを得ない状況ではなかった。
だからこそ、皆さんが触れた時、向き合った時の苦しさや、辛さも体験してない。
私には、焼け焦げてちぎれてしまった腕時計だけでした。
皆さんの方が辛いと想います。想いを考えると、「辛い」と言う簡単な言葉では表現しきれません。
私は、看護師をしています。
誰よりも、傍に居たいと想っている夫の身体の最後には何も出来ませんでした。
何のためにこの仕事をしてるのか…根底から崩れました。
今の私だから出来ること、それを考え、時を過ごしています。
私は、皆さんに伝えたいです。
皆さんの大切に想っている最愛の人は、すぐ傍に居ます。
姿も見えないし、声も聴こえないし、触れられないけど…だけど、「想い」「魂」と言う形で、寄り添っています。
すぐ傍に。
なんなら、重なって❤
皆さんのコメントに支えられ、この世でも独りでは無いのだと、感じさせていただいています。
皆さんに感謝しています🙇✨✨✨
せせらぎ
が
しました