義父母様が千葉に親戚がいるとのことで、ちょっくら行ってきました。

えーっと、
義母様のお母さんの妹の旦那さん?だっけか。義母様の義理の叔父さんにあたるのかな?
…若めのおじいちゃんでした。(ざっくり)



着いたら、仲良くしてくれてるという、近所のおばちゃん親子もいらしていて、みんなでお寿司をいただきます。
(やったー!お寿司だー!大好きー!)


義母様からこっそり「まーくんが死んだことは言ってないから」と言われました。

え?そうなの?
まぁ、いいけど。義母様にも色々あるだろうし。


話をして行くと
義母様のおば様は10数年前に亡くなっていて、
その後はご近所のおばちゃんの力を借りながら(亡くなる前からの長年の友人)やっとこ今までやって来たとのこと。


おば様は癌の告知を受けて、あれよあれよと半年で亡くなってしまったこと。


亡くなった当初は本当に大変だった。


おば様が勤めていた会社にも随分助けて貰って。


言葉に詰まりながら、それでも嬉しそうに今もなお、おば様との思い出話をする叔父様。


大切な人を亡くした時の、少し寂しそうで、でも温かさを感じる。





これはもう…


言いたい!


言いたくてたまらない!

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方や暖かく思い出話をしてるのに
方や口をつぐみ、思い出を口に出すことすら出来ない。


今も心に生きていて話に出されるおば様が羨ましくて。
隠されて思い出話が出来ないまーくんがかわいそうで。

死別を経験された方と分け合えるこの気持ち
分け合いたい。話したい。絶対に優しい人たちに間違いない。



義母様にこっそり「言っちゃだめなの?」と聞くと
隠しているのに大きな理由はないらしい。

ただ、息子が死んだ事を口にするのが嫌で言っていないだけのこと。
せせらぎちゃんが言う分にはいいよ。と。


こりゃぁ言うしかないぜ!
様子を見て、ベストなタイミングでカミングアウトしてやろうと
場の状況を見つつも、なかなか言い出すことができない。





…だって





寿司食べちゃわないといけないから!(そこか!)

特上寿司を取ってくれた手前残すわけにはいかない。
なのに、やっぱり大半を残す子供達。
義母様も私が寿司好きというのもあってか、自分が小食でかつ残すのは悪いと思っているからか
私の皿にグイグイ乗せてくる。

いや、いいから。遠慮とかじゃなくて、私も食べられないから!と水面下のバトル。
でも、遠慮しないでと乗せてくる。(いや、本当無理なのー!)

叔父様達も、子供達が好きそうなもの「いくら好きなのか?あげるよ!」と
ドンドン乗せてくる。(それ結局私に回ってくるのー!いくら好きだけどー!)


ざっと見積もって3人前。
しかも食後のロールケーキを切って下さって、
出されたけど食べないけーくんと食べるけど残すしーちゃん。
ざっと3人前。

1人静かにフードファイト。

まーくんの事を話して、よよよと泣きついて慰めて貰うつもりだったのに
完全にそれどころじゃない。
この食べ物たちをなんとかせねば。

お腹が本当にはちきれそうなくらい満腹になると、人って泣けないんですね。

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でも、何とか隙を見てカミングアウトしました。(それでも言いたがり。笑)
温かい人たちだったけど、より温かい気持ちを向けてくださいました。


そのお陰もあってか、その後連れて行ってもらった梨狩りでは(知り合いの所の様子)
これもこれもと無料で沢山持たせてもらって
けーくんとしーちゃんは、この時も同行した、ご近所のおばちゃんにお小遣いまでもらっていました。
(割といい額。初対面の、しかも血縁でもない子供に。ありがとうおばちゃん。)


子供達も初めての梨狩りを堪能し、ウチに帰ってからは大量の梨を毎晩
ジュルジュル言わせて食べています。


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そしてこの時帰ってきたら、家の前が警察で溢れかえっていたのです。
『孤独死に怯える』


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