ある晴れた日、早めのお迎えを期待しているけーくんの事も考慮しつつ
病院へ行く為、早めに会社を上がり早めにお迎えに行きました。

ちょうどオヤツの時間が始まる時間。
でも迎えに来てくれたことに大はしゃぎの子供達は
おやつは要らない。帰る。と早々に帰ることに。


玄関に出たその時。
あんなに晴れていたのに、突如の大雨。


…こりゃ帰れないな。(自転車でカッパを持って来てない為)
すぐ止むだろうと、保育園で雨上がりを待つことに。


先生たちの配慮でしーちゃんもけーくんのクラスでおやつを食べられることになり
お母さんも一緒!とのリクエストで私もけーくんのクラスで2人のおやつタイムを見守ることに。

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非日常の来客(私)に群がる子供達。
おやつ食べながら色々な事を聞いて来ます。


「どーして早く来たのー?」
「どーしておやつ食べてるのー?」

その都度丁寧に「そうだねー。雨降る前に迎えに来たかったんだけどねー」「病院へ行くんだー」などと答えていました。


「雨降ってるよー?」「どうするのー?」「ずっといるのー?」
と雨が降っているどうするんだと詰め寄る子供達に、若干面倒臭くなって(笑)
「どうしようかねー。どうしたらいいと思う?」と
私のお得意の答えるの大変になってきたら逆に質問を返す作戦(相手が考える時間ができる)


それがいけなかった…


しばらく考えた子供達は


「お父さんに迎えに来てもらえばいいんじゃない?」
「お父さんに傘持って来てもらえばいいんじゃない?」
「お父さんに電話したらいいんじゃない?」


まさかのお父さん返し。至る所から繰り出される『お父さんに頼る方法』
自分の作戦で返り討ちに会う。笑

そりゃそうだ。
そういう状況で、子供達の日常から打開策を出すなら、それしかないさ。
考えが至らなかったー。

というか、もっと子供ならではの突飛な発想を期待していました。
「雨を避けたらいいんだよー」とか「太陽さん連れてくれば?」とか。
最近の子はみんな現実的なのね。



子供達に、あっけらかんと『父親が死んだ』『父親がいない』ということを受け止めて欲しいと言っておきながら、
突然のお父さん攻撃に私がオタオタする。


一言一言がずっしりと心をえぐりました。ええ、そりゃもうゴッソリとね。

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「お父さんは死んだんだよー」とか「お空にいるんだよー」とか考えましたが
それを言ったところで、純粋で残酷な子供達がどう返してくるのかが怖くて
アハハアハハと場をごまかす自分。



色んな性格の子がいるだろう。
傷つけられることもあるかもしれない。
そんな子達に混じって集団生活をしていかなくてはいけない、けーくんとしーちゃん。


うん。頑張れ。


自分はオタオタしたくせに、子供達にはきっと、いけしゃあしゃあと
「お父さんが死んだことは恥ずかしい事じゃないんだよ」
「堂々と言えばいい。その方がお母さんは嬉しい。」
などと言うのでしょうね。
『キミが頑張るしかないんだ』


だって、そこで頑張るのは君たちだから!
私はアハハアハハと誤魔化したけど、私よりもっともっと強くなって生きるんだよ。


うん。頑張れー!!(他人事。笑)

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